UE5.2でAppleSiliconへ最適化されたらしいので
軽くUE5.1と比べてみる
比較環境
MacOSX Ventura
M2 MacBookAir 8GB(一番安いやつ)
ThirdPersonプロジェクトをスケーラビリティ設定で作成して
エディタプレイ直後で計測
空と地面は両方見えるので多分OK
シェーダコンパイルは落ち着いた後
比較結果
UE5.1.1
Epic設定
38fps程度
CPU 4.40ms
GPU 26.34ms
高設定
53fps程度
CPU 3.67ms
GPU 18.37ms
中設定
60fps
CPU 3.07ms
GPU 14.47ms
UE5.2
設定 Epic
38fps程度
CPU 2.25ms
GPU 25.87ms
設定 高
52fps程度
CPU 2.96ms
GPU 19.06
設定 中
60fps
CPU 2.63ms
GPU 14.70ms
UE5.03
興味本位で試したのみなのでBasicレベルの中設定のみ
負荷は意外とThirdPersonとあまり変わらなかったりする
25fps程度
共通の傾向
- *省電力ONの場合、fpsは半分程度まで下がる
- *発熱が続くと15fps程度下がる
結果
比較テーブル
fps : UE5.1 : UE5.2
Epic : 38 : 38
高 : 53 : 52
中 : 60 : 60
CPU : UE5.1 : UE5.2
Epic : 4.40 : 2.25
高 : 3.67 : 2.96
中 : 3.07 : 2.63
GPU : UE5.1 : UE5.2
Epic : 26.34 : 25.87
高 : 18.37 : 19.06
中 : 14.47 : 14.70
結果
fps自体は特に差はない
UE5.1.1もAppleSilicon最適化されている?かのような差だが
グレイクイーンの見た目が明らかに改善されており
それによる負荷上昇はなく、実質的にはパフォーマンスアップ
していると言えるかもしれない
ちなみに遅延ロードを疑ってUE5.1.1は小一時間放置
また、CPU負荷が1-2ms改善されている
DrawCallが改善されているようなので
もっと複雑なレベルだと効いてきそう
その他、UE5.2はシェーダロードが入らなかった
リリースノートでそういう記述見たような気が(Mac関係ない
所感
大ジャンプではないが確実に改善が見られる
今回だとほぼゲーム側が何もしてないので地味だけど
CPU負荷の改善が大きかったりするかも
ただUE5.03->5.1.1が気になる。下げる予定はないから良いけれど
省電力ONで中設定で30fpsが出れば作業は大丈夫そう
このバッテリー持ちでUE5がちゃんと動いて作業出来るのはちょっと驚く
比較テーブルの上二行書いたらあとは改行で
補完してくれるCopilot君強すぎる
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